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行事などのおしらせ

「こうだったらいいのになあ」アンケート(2019年度)

「こうだったらいいのになあ」アンケート(2019年度)

 2019年度「おひさまクラブこうだったらいいのになあ」アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。全体をまとめてみましたのでお読みください。

 貴重な御意見、御提案をたくさんいただき、感激しております。ぜひおひさまの関係者みんなで共有し、今後に活かしていきたいです。また、おひさまを外から見守ってくださる方々にもご覧いただき、現在の様子を知っていただいたり、助力の御提案などいただけたら幸いだと思っています。

 おひさまクラブは、職員も保護者も支援者もみんなで力や知恵を出し合って、子どもや子どもとともにある人が楽しく暮らせるようにする所です。御意見、御提案をお読みいただき、「私はこう思う。私だったらこうする、こうできる。」ということなどを、またどしどしお寄せください。

 よろしくお願いいたします。

 

2020年6月12日

 おひさまクラブ幼稚園、おひさまクラブ上田こどもNPOセンター

理事長 佐藤牧雄

 

1.保護者からの「こうだったらいいのになあ」

(矢印(➡)の後は提案や要望)

 

<遊び>について

・サッカーのゴールが欲しい(園児)。みんなで思い切りサッカーというときに、どこかに網をかけて作ったら楽しそう(母)。

 

・遊び道具も充分あり、色々な道具(ガラクタ)も使って上手に遊んでいると思う。

 

➡畑での仕事・遊びを増やしてほしい。

 

➡一人用のなわとびもあるといい。

 

・子どもたちの「これやりたい!」に寄り添ってもらえている。

 

・個々の遊びも存分にでき、集団の遊びも提案してもらっているようで嬉しい。

 

➡今後も昔あそびに触れられる機会があるといい。(自分の子は、コマ回し、ゆび編み、あやとりなどに興味が持てず残念。)

 

・皆で何かをする時でも、子どもの「やりたくない!」を尊重してくれるところがいい。

 

・思い思いの場所でそれぞれが好きなことをして遊んでいるのがよい。

 

・上田の季節に寄り添って遊んでくれるのが嬉しい。

 

・何もないところでも、木や石で上手に遊んだり、虫や生き物に自然と興味がもてていて、

毎日色々学んでいるんだなと思った。

 

<暮らし>について

・寒いときに子どもに「お弁当が冷たいから嫌だ。」と何回か言われた。皆さん何か工夫されたりしているのか知りたい。

➡子どもたちと一緒に豚汁づくりなどできたら、年に何度か暖かいお昼が食べられるか。親の会主催でできないか。

 

・お昼の後の歯みがきをしているか気になる。

➡食後に声がけをしてほしい。

 

・子どもたちのやりたい事を尊重しつつも、決められた事を守ることがきちんとできるよう見守ってもらえてありがたい。

 

・子どもたちがお互い支えあっている。

 

・手洗いの水道が増えて良かった。

➡石鹸を泡が出てくるポンプタイプにしては?

 

・これからも、晴れておだやかな日は外でゆっくりお弁当などしていってほしい。

 

・キャンプという自然の中での自律生活の機会を年に数回行ってもらい感謝している。これからも続けてほしい。キャンプ便りも楽しみ。

 

・お弁当時間のスタイルが気に入っている。それぞれが椅子を出し好きなところに座って食べ始める、片付けたら遊びに行って、と子どもたちが尊重されている。

 

・一人っ子なので、性別・年齢関係なく皆と生活できて楽しそう。

 

・手作りのおやつはうれしい。

➡牛乳は、できたら全て低温殺菌のものにしてほしい。ヤギ乳は嬉しい。精製された砂糖の使用を控えてもらえたら良い。

 

・シラミが出た時は、早急に対処してほしい。かゆいだけだから大丈夫ではなく。終わりなしだといつまでも安心して行かせられない。

➡シラミを見つけたら、ちゃんと親に伝えて駆除するように言ってほしい。見つけた段階で取ってほしい。

 

・どろんこの服の着替えや、おしっこを子どものペースでサポートしてくれるなど、一人ひとりの特徴ややり方を尊重してもらい、本当にありがたく感じた。

 

<環境>について

・新しいトイレ前のスペースに壁がついて、冬は暖かくなって良かった。

➡壁が透明だと、裏山の様子も分かり、良かったかも。

 

・駐車場が広くなり、停めやすくなって良かった。

➡ラインが引いてあるとより安心。

 

・くつ箱ができて、とても良い。

 

・入口のスロープが急で小さい人には歩きずらい。➡一部分だけ階段にしてほしい。

 

・温暖化で、夏の暑さが心配。

➡暑さ対策が必要ではないか。天井への扇風機の設置など。

 

・トイレが増えてうれしい。

 

・園庭に坂や茂みがたくさんある。様々な遊びや居場所が生まれる良い環境だと感じる。

 

<安全>について

・北側入口の新しい柵の留め金がうまく使えない。お迎えのとき子どもが自分で柵を開けているのを見かけたこともあり、心配。

➡大人しか使えない高さに使いやすい留め具やかぎをつけたらどうか。

 

・庭の西側土手下の溝が深いので、子どもが落ちないかちょっと心配。

 

・遊びのとき、スタッフがちゃんと見守ってくれているので安心。

 

<その他>

・担任以外の先生も含めて一人一人のことを細部までよく見て、気づき、関わってくれていると感じる。どの先生にお会いしても気持ちよく対応してもらえ、親子共にここにいていいんだと安心して通い続けられた。

 

・月の予定表、もう少し早めに出してもらえるとありがたい。

➡例えばバスの運休など月の予定でしか分からない情報があるので、月末より少し前に出してもらえると嬉しい。

 

・キャンプのときの様子がどんな風か気になる。親のいるときといないときで大分違うようなので、写真で見てみたい。

 

➡集合写真なども記念に残したいので、購入できるといい。

 

・キャンプの買い出しの時の、親のボランティアの顔ぶれが大体いつも同じなので、いろんな人に参加してみてほしい。

➡お手伝いがすごく楽しいことを積極的に新入園のお家の人に伝えたい。(親の会でもできると思う)

 

・おひさまバザーが、今年からおひさままつりになり、在園もゆっくり回れるようになってよかった。

➡少しは前のように個人店があってもいいかなあと思った。

 

・子どもがキャンプ組になり成長を感じた。年齢で分けずに皆で一緒にやり、時に助け合うのは、とてもいい学びになっていると思う。

 

・大人にとっても子どもにとっても、おひさまの庭に行くとホッとする場所でいつまでもあってほしい。

 

・芋掘りが楽しそうで良かった。地域とのつながりにもなり良いと思う。

 

・たまに畑や田んぼで遊ぶのも良さそう。

 

・おじちゃんの毎日のバスの運転が負担になっていないか、とても気になる

➡バス代を値上げして運転手さんをつけてもらってもよいのでは。

 

・そろそろピアノの調律をするとよいかと思う。

 

・長期休みも大事だとは思うが、両親が働く場合、祖父母や一時預かりにもそれほど頼れないので、保育園に転園しなければならなくなる

➡スタッフの皆さんの負担が増えてしまうのは心苦しいが、正規雇用でも安心して預けられるようにしてもらえるといい。おひさまの環境が気に入っているのに通わせられないのは残念。

 

 

2.職員からの「こうだったらいいのになあ」

 

<遊び>について

・工作コーナーができて、室内遊びも充実した。

 

・室内遊びが充実した反面、ずっと室内にいる子もいて気になる。

➡お弁当やおやつのあとは外、という呼びかけは継続したい。外での遊びの設定を、大人が積極的に行いたい。

 

・コンテナを組み合わせて工夫して遊んでいるのが面白かった

➡おもちゃでなくても遊べるもの(タイヤなど)があると面白いか。

 

・12月になっても、まだ裏山に栗がいっぱい残っていた。ナイフで木をけずるなどの活動ができなかった。

➡室内で絵を描いてあげるなどの遊びもあるが、子どもが自分でできることを見守る遊びもしたい。

 

・壊れたスクーターがそのままになっている

➡安全に遊べるか点検をして、修理か補充をしたい。

 

・図鑑好きの人が多く、たくさん読んだり絵を描いたりして遊んだ。

➡読みすぎて背表紙が取れた図鑑は直す。「海の生き物」「危険生物」など、おひさまにないジャンルの図鑑を購入できないか。

 

・今年はプールの跡地、庭のテント、東屋がいい遊び場になった。

 

・砂場のおもちゃに砂がこびりついたり、ふるいの目がつまったりしている。

➡2か月に一度ぐらい子どもたちと洗いながら遊ぶ日があっても楽しいか。

 

・おもちゃのバケツがいくつか水漏れしている。新しいものもあるといい。

 

・ペチカのままごとのおもちゃが、いろいろな種類が混ざってしまっている。

➡子どもとおもちゃ箱を作るなど、片付けやすく遊びやすい方法を考える。

 

・ペチカのトイレ前と中二階下の間が、段ボールなどで閉じられているが、そこを開放できないか。

➡段ボールをひとつ片付けて出入口のようにすれば、遊びが広がると思う。

 

➡ペチカのブランコを使いたい。庭の木にブランコがあるといい。ロープのはしごがあるといい。

 

・竹馬や一輪車に挑んでいてすごい。

 

・子どもから誘われて進める遊びと、大人から提案して広げていかれる遊びを作れたらいい。➡特にルールのある遊びを集まりだけでなく遊びの中でも楽しめたら、もっと楽しそう。

 

・山へ行かれる時間をもっと増やせないか。

➡スタッフ同士で行かれる時間を作れるよう、考えたい。

 

・ひとりの子が絵を描いてもらうと、他の子も集まってきて描いてもらう順番待ちをしている場面がよくある。

➡一緒に描いてみたりして、自分でも描けるように勧めるといいと思う。

 

・「~やって!」と全面的に子どもが頼ってくることが増えた気がする。(お絵描き・工作・身の回りのことなど)。

➡なるべく自分で出来るように、力をつけていきたい。

 

<暮らし>について

・下駄箱に靴を入れるのが、なかなか定着しない。

➡引き続き、声がけしたい。大人も自分の靴を下駄箱に入れるのを、忘れないようにする。

 

・外でのお弁当(時にはおやつも)、遊び、集まりをどんどん計画していきた

 

・おやつ前の準備にとても時間がかかる。特に大きい子たちがペチカから帰ってこないので、準備を早くする子が10分以上待っていることも。

➡主に進めるスタッフは、待っている子たちと絵本を見るとか、待っている子の対応を考えたい。(来ない子については、周りのスタッフでサポートする)。

 

・小学生やいろいろな人の出入りがあって、楽しい。おやつに居合わせてくれた人が配膳や片付けを手伝ってくれたり、お話できるのも楽しい。

➡おひさまから借りたコップ・スプーン・フォークは、その場で返却していただくとありがたい。

 

・ペチカにある紙類には長年あって痛んできているものがあるので、活用したらどうか。

➡痛んだものは適当な大きさに切ってお絵描き用に。大きな紙は、みんなで一つの絵を描いたらどうか。鯉のぼり、動物園、おひさまの地図など・・。

 

・東側トイレ前の場所が新たな遊び場になった。特に小さい人はごろごろしたりブロックをしたり、とても楽しめた。

 

・新しいトイレの水道がとてもかわいらしく子どもたちも喜んでいるが、蛇口が上を向かないので水が飲みにくい。上手く飲めずに床が水浸しになって靴下が濡れてしまう人もいる。

➡ひとつでも、口が上を向く蛇口があると良いかも。

 

・トイレ後に手を洗わない人をよくみかける。

➡手を洗うように声をかける。

 

・木の細い枝は折ってもいいと思っているように感じる。

➡折らないよう常に伝える。

 

➡三輪車をぶつけ合わない、棒を持って乗り物に乗らない、鉄棒の下に物を置かないなど、子どもたちに常に伝えていきたい。

 

・年齢、性格など様々な人たちが一緒にすごしているだけですごい。成長や時間がたつにつれて、だんだんと受け入れていく過程を目の当たりにして、日々の積み重ねの大切さを学んだ。

➡キャンプ組・スター組で分かれて集まることで自分を出せる人もいる。そのような時間も多めに作りたい。

➡グループ活動を増やせるように、何か考えたい。(小動物の世話など。)

 

避難訓練が様々な内容で毎月行われていて、生活の一部になっている。

 

<環境>について

・小さい人たちのお昼寝の場所にブロックが広がっている。出した人はどこかに行ってしまい、片付かない。

➡ブロック置き場を変更したい。(案)ブランケットか新設トイレ前に棚を置くなど。

 

・動物のお世話を子どもたちとできなかった。

➡以前のように、大人の分担を明確にしたり、子どものグループでお当番を作ってはどうか。

 

・動物のお世話は同じメンバーになってしまうが、気づいた人がよく世話をして楽しんでいた。➡来年度は、どうやって世話していくか一緒に考えてもおもしろいかもしれない。

 

・ペチカにロッカーがあると大人の目が届きにくく、置きに行った後など子どもだけでいることがある。

➡来年度はペチカ階段下に移動するということなので、様子をみていきたい。

 

・駐車場が広くなり使いやすくなった。子どもが柵から駐車場まで、道路に出ることもなく行けるのも安心。

 

➡タオル掛けのハンガーが壊れている人がいる。時々チェックしたい。

 

➡大きい人でタオルをかけていない人がいるので気にかけたい。

 

・冬になると植物が枯れ、土手の上まで登ってしまったりする。

➡常緑樹を植えたらどうか。沈丁花を植え替えてほしい。土手の整備が必要かも。

 

・畑が活用できなくて残念。

➡畑のことは、おじちゃんまかせではなく、いい方法を考えたり、手伝ってくれる人を募集できたらいい。

 

<安全>

・全体の人数や小さい人が増えても、川遊びやキャンプお出掛けなどに皆で行かれるのが嬉しい。

➡大きな怪我や事故がないからこそなので、今後も気を付けて安全を守りたい。

 

➡保護者でない人が迎えに来る時や、一度迎えに来ても子どもを置いて帰り再度迎えにくるときなどは、事前に電話やノートで伝えたり一声かけるなどしてほしい。

 

➡山のステージにある家が倒壊しやすくなっているので注意したい。

 

・山遊びの延長の感覚で駐車場近くまで行ってしまった人がいた事がある。

➡山遊びの行っていい範囲を改めて子どもたちと確認していきたい。

 

・文庫に子どもだけで入って積んである本にのぼっていた事がある。

➡文庫は大人と行こうと改めて伝えたい。

 

・ナイフを使うことが減っている。キャンプ組の人にナイフを使う楽しみや自信を味わってほしい。

➡牧雄さんから、若い職員と年長さんにナイフの使い方を教えてもらう機会を作ったらどうか。

➡朝の集まりで、数人ずつナイフの使い方を教えてはどうか。

 

・鉄棒や雲梯の下などを基地にして、乗り物を近くに置きたがる

➡どかす。子どもにも伝えながら片付ける。

 

・駐車場が広くなっても、お迎えのときに路上駐車している車がある。

➡駐車場の使い方についてお便りを出したり、分かりやすい図があったりするといい。

 

避難訓練のとき、年齢ごとに集まり担任が確認するのは、とてもスムーズでよい。年齢ごとの色分け名簿(文庫に常備)もあり、とても分かりやすい。

 

・園庭の溝に滑り落ちる子がいて、心配。

 

<その他>

・保護者の皆さんに文庫整理のボランティアをしてもらい、とても助かった。

➡次年度もお願いしたい。年長児などもまきこんで行えると楽しいと思う。

 

・文庫の本の絵本カードの活用で、貸出・返却もしっかり行われ借りる人も増えた。

 

・親子アルバム・卒園アルバムは、職員は全員で一つでもいいか?

 

・お誕生日の身体の形のプレゼントをぜひ来年も続けてほしい。

 

・バスの窓で開かないところと、閉めても開いてしまうところがある。(不便さや危険などはそれほどない)

 

・山やペチカで遊べる時間を増やしてあげたい。

 

・クレヨンをもっとこまめに補充してあげたい。

 

・工作コーナーの素材が少し無駄遣いに感じることがある。自由に楽しく使ってほしい気持ちもあり難しい。

 

・降園時間を守ってほしい。➡改めて4時30分が降園時間と、お便り、懇談会でお知らせする。

            

・バザーが縮小して負担は減ったが、OBとの交流が減ってしまったのはさびしい。➡〇周年記念キャンプなど、OBと在園で集まると楽しそう。